男性育休教員の日常

某公立高校に勤務する育休取得中の教員の日常について記録するブログ

爪が剥がれました...

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昨晩、右親指の爪が全て剥がれ落ちました...

 

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部活動の指導中に...

忘れもしない2020年1月13日(祝)、にわか顧問の私は珍しく部員と練習をしていた時にその瞬間は訪れた...

 

 思いっきりジャンプしたのはまだまだ若い証拠ですが、、、

 

着地の瞬間に爪先から落ちてしまい、親指がフロアにほぼ垂直に直撃した。

 

激痛と共に、爪が割れた感覚が全身に伝わり、冷や汗がダラダラと...

 

ゲームが進んでいたので、なんとか最後までプレーした後、シューズを脱いで親指を確認。爪自体は割れていたわけではなかったが、爪の下が内出血で真っ黒になっていた。

 

実は、その数日前に足の爪がそれなりに伸びていたのを見たのは覚えていたが、またの機会にとサボってしまった。こうなってしまっては後の祭りだが、あの時こまめに爪を切っていたらと思うと悔やんでも悔みきれない。

 

これって、労災下りるのかな? 

 

処置について

 

数日後、あまりの痛さに皮膚科に通院したものの、その時点で処置してもらうこともなく、グラグラしてきたらとってあげるよ!と軽く流されてしまった。

 

ネットで調べていると、熱したピンで爪を溶かして内出血した血を抜き取る方法も紹介されていましたが、皮膚科の先生がそのままでいいと言っていたので、そのまま放置。

 

外傷があるわけでも無いので、消毒もありませんでした。

 

それから1週間程度は歩くのもキツかったですが、数週間もすれば血が固まって痛みもなくなりました。

 

2月末、怪我した瞬間に生えていた爪が死んだらしく、その下に新しい爪が生えてきている様子が見えてきた。死んだ爪はグラグラしてきて、いつぽろっと落ちてもおかしく無い状況にどんどん変化していった。

 

そして昨日、ついにその瞬間がやってきた。

 

タツの布団に足が引っかかってしまったのです。

 

新しい爪は半分くらい生えていたけれど、まだ半分は皮膚が丸出しの状態!

 

これが靴下や靴に当たると痛いんです。とりあえず、今日は一日我慢でした。

 

どう対処していくかはこれから考えよう。

 

今日もありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

新たな年度を迎える準備

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最近、来年度入学してくる新入生が、高校にやってくる機会がありました。

 

来年度に向けて、いよいよ準備が始まったなという感じです。

 

誰が担任になっても、本校に来てくれた生徒には3年間の高校生活をエンジョイして欲しいなという思いで、見守っていました。

 

今時の15歳は、いろいろな選択肢についての情報が溢れていて、必ずしも全日制の高校に進学する必要はないので、彼らはわざわざ選んで本校に来てくれたということ。それは、非常にありがたいですね。

 

一方、知り合いの息子さんは、今話題のN高に通っているそう。

 

その息子さんは、中学校で不登校傾向があり、相談した結果、N高への進学を決めたそう。

 

普段の生活について話を聞いていると、しょうもないルールや期待に縛られず、好きなペースで進めていると聞いて、羨ましいなと思った。

 

現任校でも、前任校でも、今この学校をやめれば世界の終わり...と言わんばかりの悲壮感を漂わせて無理に学校を続けるような生徒もいれば、全く授業を聞かず、好きなことばっかりする生徒もいます。

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どちらにしても学校にいることが辛いはずなのに、絶対に学校をやめようとしない。

 

というか、やめられない。なぜなら、親は「ふつうに」高校ぐらい卒業しときなさいと言うし、中卒なら「ふつう」ではないから社会からの目も厳しくなるからだと思う。

 

でも、これからの時代、高校をなんとなく卒業しただけでは、強者に搾取される弱者になるばかり。なかなか明るい未来が待っているとは、到底思えない。

 

学校に来るのが辛い子どもが、自分のペースで進んで行けるような選択肢への支援がもっと増えればいいなあと思うが、総理大臣を含めて教育の優先度が低すぎるように思う。人的支援も経済的支援もない。綺麗な言葉だけ並べられても、現実は綺麗事では済まされないですよ、大臣。

 

https://www.mext.go.jp/content/20200318-mxt_kouhou02-000004520-2.pdf

 

教育に投資しない国に未来は無い、そもそも教育が投資であるということをどうやったら認識してもらえるのかなと思う。

 

 

人事異動の時期ですね

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こんばんは、3月もいよいよ終盤。

 

4月から新しい体制で生徒を迎える準備が着々と進んでいる。

 

私の勤務地では、ようやく人事異動の内示が発表される時期。

 

神戸方式とは

 

今年度、教育界最大の不祥事と言えば、神戸の教員いじめ事件。

 

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原因の一つとして挙げられていたのが、独自の人事ルール「神戸方式」。

ameblo.jp

 

ニュースで話題となり、初めて知ったのですが、これって特殊なんですね。

 

私の周りでは、これが普通だとみんな思っていましたし、それなりに必要な制度かなと思っていました。

 

というのも、私が勤務する地域内には、100以上の高校が存在しており、それら全ての教員の状況を県教育委員会が把握して、適切に配置するのは、不可能だと思う。

 

ただ、初任者と管理職の人事に関しては県が独断で、最低限の希望調査だけを実施して異動を決定するらしい(噂だけど)。だから、家庭の事情なんて全く考慮されない。

 

今年も同僚の先生は、お子さんが小さいのに、片道車で1時間以上の勤務地に異動となって涙を流されていた。しかも初任校も1時間以上の通勤を余儀なくされていた。

 

確かに、全員の希望通りの人事は無理だと思う。組合が介入しすぎるのも、偏った人事の原因になりかねない。

 

ただ、市民に説明がつかないという理由だけで、そのルールをいっきに全撤廃した神戸市教育委員会も極端すぎるのではいか。

 

何事もバランスが大事だと思う。

 

神戸市教育委員会の対応について

神戸ルール撤廃についてもそうだが、今回の神戸市教育委員会の対応は、あまりにも世論に流されすぎではと思った。

 

www.city.kobe.lg.jp

 

 

ここで市長が弁明している「分限処分」について。

 

事件が発覚して有給休暇を取得して自宅待機していた教員の給料を差し止めた件。

 

まだ懲戒の処分が決定していない、罪が決まったわけでもない教員の権利を恣意的に制限し、しかもあとで作った法律の解釈を事件まで遡って適用しているのは、どう頑張っても説明できない。

 

今回の処置について、市長は「市民に説明できない」ためとしているが、為政者である市長が法律を無視してしまってダメ。

 

ポピュリズムの問題は、わかりやすい敵を作り、民衆を煽ること。法律も関係なし。

 

その結果、トランプ率いるアメリカでも、大衆政治が流行りのヨーロッパで分断が深まった結果、互いに憎しみあう住みづらい社会になってきている。

 

今回の神戸市教育委員会の決定も、結局は教員を悪者扱いして政治家の人気取りの道具にしただけだったのではないか。

 

特に関西では、公務員叩きが昔からひどい。

 

公務員を叩くのは簡単だから。なぜなら、雇われている公務員は、そのトップにいる政治家に反対意見をいうことは難しい。

 

でも、こうして学校や教員を敵にすることで、今回のいじめ事件が解決するのだろうか。

 

やはり、市長が学校現場をもっと知ってもらって、一緒に改善しようというメッセージを出すことの方が、余程有効なんだろうと思うのだけれでも。

 

結局は、バランスの問題ですね。

 

シロでもクロでもない世界で、みんなが幸せになるのかな〜

 

今日もありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

外付けHDDのデータが消えました!

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昨日、以前から使っていた外付けHDDのデータが全部消えました!

 

 

 

Macの設定にてこずっていると...

 

新しいMacbook(これも今日の新作発表で型落ちになったけど...)を買ったタイミングで、これまでWindows PCで使用していたHDDをMacでも使えるようにフォーマットをいじっていました。

 

無事データを避難させて、フォーマット変更できたのは良かったけれど、 

ringo-bito.com

 

事件はフォーマットを変更した後に起こってしまった...

 

やっぱりWindowsに慣れている人にはMacは難しい。

 

Time machine(バックアップ設定)の

 

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ディスクを選択を選び、

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そのあと、バックアップを保存するディスクを選ぶことになるが、なぜかバックアップディスクを選択し、次は決定ボタンがあるべき位置に「ディスクを削除」のボタンがある。

 

仕事帰りで疲れていた私は、条件反射的に「ディスクを削除」のボタンをポチっ...

 

....

...

..

 

!? 削除!?と気づいた時には、すでに手遅れ。10年分の写真や動画、70Gのデータが一瞬で吹き飛びました。

 

そんなに重いデータが一瞬で消えるわけない...でも復元方法がわからないし、ネットで無料データ修復ソフトを探すもやはりだめ。有料でやってくれるとこもあるけど、もうそんなお金は手元に残っていない!!

 

やっぱりデジタルは怖い

 

やっぱり、まだまだ目に見えないものは信用できん!(←何様だ)

 

結局は自分が悪いのだけれど、やっぱりデータだけでは心許ないと実感した。どんなに大事なデータでも、たとえそれをバックアップ していたとしても、ワンポチッで吹っ飛ぶ。

 

 

 

保険はキリがないが、あったら便利

 

保険貧乏は嫌なので、生命保険や医療保険は最低限だけど、

(公務員の公的保険はとっても高待遇!公務員でよかった!)

 

できることなら、大事なデータはバックアップ のバックアップを2箇所くらいに分散しておくのもいいかなと思いました。

 

本当に大事なデータは、印刷しておくとか、現像して持っておくとか、考えないとな〜と思いました。

 

ちなみに、先日お世話になった阪大付属病院の掲示で初めて知ったのですが、全国の病院の本当に大事なデータは、沖縄と北海道に分散して保管していて、大阪のデータがなんらかの理由で使用不可になった際は、それらバックアップを使うらしい。

 

医療は命がかかっているし、阪大病院となれば尚更。それは危機管理として必要なことだ。

 

ただでさえ心配性な私が、さらに心配性を深刻化させた出来事でした。

 

今日も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休校になってから半月経った今思うこと

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2月29日(金)、突然の首相からの全国一斉休校要請が学校現場に大混乱を招いたとされている。

 

私が勤務する高校でも緊急の対応を迫られ、月曜日からバタバタとした日々が続いたけど、最近ようやく落ち着いてきた。

 

 

休校を聞いて思ったこと

私個人的には、休校とは安倍首相にしては大きな決断をしたもんだと、(いつも上から目線で)感心したことを覚えている。それには2つ理由がある。

 

1つ目、今どきの学習は学校だけで完結するものではないのだから、全員が必ずしも学校に来て、一斉に学習する必要がないと普段から思っていたから。こういう危機にこそ、それを乗り越えるだけの発展が起こるのではないか。平時にそのような起こるとはなかなか思えない。

 

2つ目、私の学校では、期末考査が終わってからは午前中授業が続き、あまり授業らしい授業がない。時間を持て余した子供たちのお守りをしないといけないな〜と思っていた矢先のことだったので、ラッキーと思ったのも事実だった。

 

ただし、まだまだ若輩者の私には理解できていなかった問題がたくさんあったようだ。

 

今では、休校判断が良かったのか、よくわからなくなってきている。

 

やっぱり、日本の教育はまだまだ問題山積

2つ目は本音が漏れただけなので、今日は1つ目の2020の教育問題について。

 

ただでさえ、家庭の問題、地域の問題、社会の問題を学校に押しつけ続けられていたのだから、これを機に社会全体で子供達を育てましょうよ。

 

そして、政府が強力に押し進めようとして居るICT教育が、今こそ力を発揮できるではないか!しかも、普段は有料の各種コンテンツが各種無料で開放されて居るではないか。これは、やはり社会が教育をまだまだ見捨てていなかったということかな。

 

www.learning-innovation.go.jp

 

これで、4月から休校が続いても、授業ができる!

(夏休みや休日を削られないで済む!笑)

 

 

と思ったのだが、そうは問屋が下さない。

 

まず、地域の問題。

 

大阪府でも、学区が府内全域に広がり、地元の子供たちが必ずしも地元の高校に進学するわけではない。

 

高校の序列化が一気に進み、勉強が得意な子はどこでも選び放題である反面、勉強が苦手な子が進学できる高校は限られているので、目の前に高校があるのに1時間もかけて電車とバスとを乗り継いで、行きたくもない学校に通うことになる。

 

生徒にとっても不本意な進学であるし、地域の住民にとってもよそ者のヤンチャな高校生が地t閣で騒いでいるというだけで、高校と関わろうとは決して思わない。

 

こうして、高校は地域で孤立し、ただただ苦情を言われるだけの地域から煙たがられる存在になる。

 

学区が広がれば、どこにでも行ける。一見、素晴らしいシステムのように聞こえるが、それは強者の理論であり、弱者にとっては辛いだけだ。そして新自由主義が蔓延る現在では、それも勉強してこなかったその生徒が悪いとよく言われるが、ことはそんなに単純ではない。

 

今の高校に異動して来て1年が経とうとして居るが、厳しいバックグラウンドを抱えている生徒はとても多い。それを見ると、どうしても自己責任だとは言えなくなってしまう。

 

あれもこれも、教育に経済の原理を持ち込もうとする政治の圧力が原因だろうと思っているが、どうなのかはまだまだ勉強が足りないようだ。

 

ICTについては、別の問題が。何しろ学校のアナログ文化は半端ない。

 

今でも月に一回、全職員が集結して数十枚におよぶ会議資料の山を前にしながら報告を受ける会議がある。それだけでなく、〇〇委員会、〇〇会議、〇〇プロジェクトなど、放課後はスケジュールがみっちり。生徒の顔を見る隙もない。

 

報告だけを聞くために、全員拘束する必要があるのか。(成績や進級に関する重要案件は別にして...)

 

会議が終わったすぐに廃棄されるプリントは必要なのか。

 

若手の職員は、iPadを使って資料をダウンロードする方法など提案するのだが、なかなか聞く耳を持ってもらえない。

 

そんな職員が多数を占めるなか、学習は教室で行われるべきだ、という固定観念を崩すのは容易ではない。

 

なんとかしたいなと思うのだが、自分にはまだ周りを説得できるだけの技術も人脈もないので、日々悶々としている。

 

せっかくMacbook買ったんだし、いろいろ調べてみよ〜というところで、今日は話が脇道に逸れて長くなりすぎたので、この辺で。

 

 

 

 

はじめまして

はじめまして、まさです。

 

 

 

自己紹介 

いよいよ30代が視野に入ってきた、20代の現役教員です。

関西の某公立高校で英語を教えています。教職6年目の若造です。

 

何事も始めるなら早めがいいと、教え子に毎日言い続けている私ですが、未知の領域である30歳に突入する前に自分も何か初めてみようと思い、こちらのブログを開設しました。

 

このブログは、特にみんなに〇〇が伝えたいだとか、絶対に〇〇であるべきだとか、そういう強い意思を世界に発信するためのものではありません。

 

ブログを始めた理由

では、なぜ「今更ブログなんて!?」という激しいツッコミをいただけたら幸いですが、まだ読者が誰一人おりませんので、2つの理由を自分で自分に備忘録的に記録しておこうと思います。

 

1つ目、やっと念願のMacbookを購入したから!


 

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短絡的な考えですが、Macbookをゲットすれば新しい世界が開けるはず!という思いで、妻を必死に説得して、購入の許可をいただきました。つい先日のことです。

 

Macbookを買ったものの、YouTubeをみたりネットサーフィンをするだけだと、既存のiPadで十分ではないかという至極真っ当な妻のご指摘もありましたので、目下iPadではできないこと(ブログはiPadでも十分!?)を始めようと思いました。

 

2つ目、これまで自分が色々なブログに助けられたから!

 

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教員生活に限らず、やはり一人で生きていけないのが人間の性。

 

ネット上の情報は何が正しいのかはわからないけれど、同じ世界で同じ時代を生きる誰かの日常には、私の生きる道標になるものがあるかもしれない。

辛い時に、同じ辛い思いを経験をした人が前を向いて歩み続けている人に勇気づけられることもあるかもしれない。

まだまだ未熟者の私の経験が、どこかの誰かに読んでもらえれば、何か新しいものが生まれるかもしれない。

 

そんな思いが、少しだけあったのも一つの要因です。

 

タイトルについて 

さて、タイトルについても少しだけ。

 

私は数年前に某大学文学部を卒業しました。

 

卒論のテーマは「アメリカンドリーム」

 

あの有名な「The Great Gatsby」が題材です。

 

主人公ギャツビーのような華麗な生き様からは程遠いけれど、

 

平凡な教師の日常から見える世界を少しでも発信できたらと思います。

 

編集も不慣れですが、少しずつ勉強していきます。 

 

よろしくお願いします。