妊婦さんがいまできること!
コロナ第5波が日本中を席巻しています。
持病がなくても感染が恐いのに、妊娠している妻が感染してしまったらと考えるとなお一層恐いですね。
昨年末に妊娠が判明してから、第3波、第4波、第5波をなんとか乗り越えて、ようやく予定日を迎えられました。
時の首相がまず自分たちでなんとかしろと自助を迫ってくるなど、なんとも無責任な国になってしまったなと思いながら、それでも自分たちの身を守るためにいくつかやってみたことを紹介したいと思います。
①母子健康カードを活用しよう!
この制度はコロナが拡大する前から広く知られていたようであるが、コロナ禍の中で少しでも感染の不安を感じる妊婦が積極的に活用できるように、厚生労働省も運用を促進してくれて、今はその特例期間が延長されています。
育休前に時短勤務や休業するとなると、育休中の手当が減額されてしまいます。ただ、背に腹はかえられない、もし感染してしまい万が一のことがあれば、母子の健康に大きな影響が出てしまうし、感染しなかったとしても、感染するのではないかというストレスだけでもまだまだ未熟な赤ちゃんにはどんな影響が出るかわかりません。
特に、私の妻は医療従事者だったため、相対的なリスクが高く、迷わずこの制度を活用することにしました。
ただし、現在休業中の傷病手当を申請している最中であり、休業手当が出るかはまだわからないというのが勤務先からの返答です。その理由は、これまでコロナへの精神的不安を理由に休業した例がないからとのこと。
まだ決まったわけではないが、万が一手当が支給されないということになれば、国が言っていることと実態が伴ってないということではないでしょうか。今後動きがあれば、また報告したいと思います。
②ワクチンを接種しよう!
先述の通り、私の妻は医療従事者です。そのため、幸いなことに5月頃、ワクチン接種の案内が来ました。ただ、その頃はまだワクチンの情報がまだまだ少なく、ワクチンを接種すべきかどうかは本当に迷いました。
最終的には接種することに決めたのですが、それが正解だったのかどうかはまだわかりません。でも、私たちがなぜ摂取を決めたのか。
今迷っている人にとって少しでも参考になればと思います。
ワクチン接種のメリット
1.妊婦は感染した場合の重症化リスクが高く、その危険性を抑制できる。
新型コロナに感染した妊婦 妊娠後期に症状重い傾向 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
妊娠後期は、コロナに関わらず感染症に対して脆い時期であるということはこれまでも指摘されてきました。
それに加え、治療薬がないコロナへの恐怖は計り知れません。妊娠は基礎疾患には含まれまっせんが、一般の人よりも感染した場合のリスクは高いということを認識しておく必要はあると思います。
2.赤ちゃんが抗体をもった状態で産まれてくる
3.現状、流産や切迫早産になる割合は、摂取しなかった場合と変わらない。
私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省
もちろん、接種の影響がまったくないかどうかは、もっと後になってみないとわかりません。
影響があるかもしれないし、影響がないかもしれない。
ただ、これだけ世界中が混乱してる現状において、子供が接種できるワクチンがない現状において、抗体と持って産まれてくることができることは、この上ない防御策の一つではないでしょうか。
4.居住地が都市部にあり、日々感染リスクを感じながら過ごすストレスを軽減できる。
身の回りに感染者がいなければ、対岸の火事で済ませられたかもしれません。
しかし、私の居住する地域では毎日のように何十人何百人の方が感染し、ウイルスはすぐそこにあるという危機感がずっとありました。
今回はワクチンを打って防御するという選択を取りましたが、今後も同じようなウイルスが蔓延する可能性は高いです。
今回のウイルスは、大都市での感染が目立ちますし、人間が集まって暮らしていれば当然の結果です。
現在、どこに家を買おうか検討中なのですが、自分を命を守るためにはどこで暮らすかも大きな分かれ道になります。
地震、水害、犯罪等に加えて、ウイルスへの暴露や、自給自足できる生活が可能かなど、色々なことを考慮に入れて、人生最大の買い物をどうするか考えていこうと思いました。
ワクチン接種のデメリット
1.副反応や胎児への影響は長期にわたって観察しないとわからない
2.接種直後に副反応で重篤な症状が出た人が少なからずいる
twitterやネットニュースを見ていると、ワクチンに関する情報が錯綜している。確かに、否定的な情報もあり、見たくない気持ちはあるが、それを完全に否定できるだけの知識が私にはない。
ただ、ワクチンの情報に限らず、情報収集をする際には、できるだけ1次情報に近いものを集めるように心がけている。事実は味方によって、解釈が別れるし、認識も異なってくる。
そんな中で、色々な人の意見も参考にしながら、その意見の根拠となる情報源を確認し、可能であればその元データを自分で少しでも見てみることを意識するようになりました。
山中先生のHPは情報の元データがはっきりと示されているので、信頼度が非常に高いです。
論文は専門知識がないとなかなか読みづらいですが、一般向けのHPならなんとか太刀打ちできます。
英語を少し齧った程度の英語教師ですが、英語が少しできると世界が広がるだけでなく、自分が求めるデータに自分で手を伸ばすことができるというアドバンテージがあります。
道で困っている外国人に英語で話しかけられるなんていうシチュエーションは人生に1回あるかないか。
でも、新しい機会に自分で手を伸ばすことはできます。その手が、日本語と英語の2本に増えただけでも世界は何十倍にも広がるということを生徒にも伝えているのですが、なかなか伝わらないですね。笑